HOW WE WORK — SNS

SNS投稿を自動化する

当社は4つの媒体に、1日6投稿・月およそ180投稿を配信しています。人が毎日書いているわけではありません。このページでは、その仕組みをそのまま公開します。

61日あたりの投稿数
約1801ヶ月あたりの投稿数
4配信している媒体
80%売り込みではない投稿の割合
01 — THE REAL PROBLEM

「毎日投稿する」が続かない本当の理由

SNSが続かない原因は、やる気でも時間でもありません。毎回ゼロから書こうとしていることです。

4媒体に毎日投稿するなら、月180本の文章が要ります。これを都度考えるのは現実的ではありません。当社が最初に決めたのは「SNSのために新しく書かない」というルールでした。すでに書いたブログ記事やメールマガジンを素材とし、そこから各媒体向けに変換します。

つまり、SNSは発信の入り口ではなく出口です。この順序を逆にすると、どれだけ自動化しても続きません。

02 — VOLUME

180投稿の内訳

媒体ごとに1日あたりの本数を変えています。すべて同じ本数にはしません。媒体によって、投稿が多すぎると嫌われる場所と、多くても問題ない場所があるためです。

媒体1日リンクの置き場所画像そうしている理由
X 2 本文ではなく返信に置く 横長・状況に応じて 本文にリンクを入れるとリーチが落ちるため
Threads 2 本文に置く 縦長・状況に応じて 本文リンクの不利が小さい
Facebook 1 本文に置く 横長・状況に応じて タイムラインが横長表示
Instagram 1 プロフィールに置く 縦長・必ず付ける 投稿本文のリンクが機能しない
合計 6 月およそ180投稿
ここが一番の分かれ目

同じ投稿文を4媒体にそのまま流してはいけません。Xは本文にリンクを入れるとリーチが落ちるので、リンクは返信に置きます。Instagramは投稿本文のリンクが機能しないので、プロフィールに置きます。画像も、横長が合う媒体と縦長が合う媒体があります。
「自動化」とは同じものを配り回すことではなく、媒体ごとの違いを設定として持っておくことです。

03 — MIX

売り込みは全体の1割に抑える

自動投稿でいちばん失敗しやすいのが、宣伝ばかりになることです。当社は投稿の配合比をあらかじめ決めており、システムがその比率を守って生成します。

価値提供 80%

読んで得るものがある投稿。大半をここに割く

人柄 10%

考え方や日常。人が書いていると分かる部分

宣伝 10%

商品・講座への導線。週2回の上限つき

さらに宣伝投稿には1媒体あたり週2回という上限を設けています。上限に達したら、システム側が宣伝投稿を出しません。人が「今週は出しすぎかな」と判断するのではなく、最初から出せないようにしておく。これが自動化で品位を保つ方法です。

04 — PIPELINE

1投稿が世に出るまでの6工程

01

素材を用意する

ブログ記事やメールマガジンなど、すでに書いた長文を素材として扱う。SNSのためにゼロから書かない。

02

投稿文を生成する

1つの素材から媒体ごとの投稿文を作る。文字数・語調・リンクの置き方を媒体ごとに変える。

03

品質ゲートを通す

フック・保存されやすさ・共有されやすさをスコア化し、基準に届かない投稿は配信しない。

04

承認ボードに並べる

生成された投稿を一覧で確認できる画面に出す。チェックを入れた投稿だけが配信対象になる。

05

配信する

承認済みの投稿を、媒体ごとの時間帯に沿って配信する。

06

実績を回収する

表示回数・反応・保存などを回収し、次の生成にフィードバックする。

03と04が要になる

量を増やすと必ず質が落ちます。それを防ぐのが品質ゲート(03)承認(04)の二段構えです。
品質ゲートは、フック・保存されやすさ・共有されやすさをスコア化し、基準に届かない投稿を自動で落とします。ここを通ったものだけが承認ボードに並び、人がチェックを入れた投稿だけが配信されます。AIが単独で世に出すことはありません。

05 — MEASUREMENT

出したら終わりにしない

配信後は、表示回数・反応・保存などを回収します。回収した数値は次の生成にフィードバックされ、伸びた型が繰り返されます。

月ごとに目標値も設定しています。フォロワー増加数は媒体ごとに別々の目標を置き、「反応がついた投稿を何本作れたか」も指標に入れています。投稿数だけを追うと、出すこと自体が目的になるためです。

実際に踏んだ失敗

初期は、配信時に投稿IDを記録していませんでした。その結果、後から実績を紐づけられず、数百回分の表示データが取れないまま失われました
自動投稿を作るときは、配信処理と同時に「どの投稿がどのIDで出たか」を必ず残してください。後から足すことはできません。

06 — HOW TO START

これから作るなら、この順番で

  1. 素材の在庫を確認する — すでに書いた記事やメールが何本あるか。ここが空なら、自動投稿より先に書く仕組みが要ります
  2. 1媒体だけで始める — 4媒体を同時に始めると、どの調整が効いたのか分からなくなります
  3. 配合比を先に決める — 走り出してからでは宣伝の割合が増えていきます
  4. 実績の回収を最初から入れる — 後回しにすると、初期のデータが永久に失われます
  5. 承認を挟んだまま運用する — 慣れても外さないでください。外した瞬間に事故が起きます
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